個展 "Embracing Light / iron" in HEYRI
2007

青木野枝
大規模な個展"Embracing Light : iron"(光を内包する:鉄)ニュースをお届けします。
2007年4月14日から韓国京畿道のヘイリ芸術村(HEYRI ART VALLEY)で開催。
ギャラリーはひとつひとつが大規模で、それぞれの個性と空間に合わせた展示が行わ
れました。企画の中心となったクムサン・ギャラリー、そしてハス II、イ・ユンジン・
ギャラリーの画廊ごとにご覧いただけます。
クムサン・ギャラリー
KEUMSAN GALLERY
ギャラリー外観 オープニング風景
クムサン・ギャラリーは青木野枝個展企画の中心的役割を果たした。以前はソウル市内に位置し、既に青木の個展を3回開いている。
入口から広がる開放的な大空間いっぱいに「空の水-IX」が展示され、新作大型版画「水天1」も発表された。
「空の水-IX」
460×570X2,645cm
コールテン鋼
「空の水-IX」(部分)
「水天1」
イメージサイズ:100×100cm
新作大型エッチング(日本では'07年6月リリース予定)
「空の水-IX」(部分)
「空の水-VIII」と版画「亀池・蓮池」シリーズ 「空の水-VIII」
124×Φ120cm
コールテン鋼
ハス II ウィリアム・モリス ギャラリー
WILLIAM MORRIS GALLERY
HAS-II
レストラン、書店を含むHAS-IIの建物と、その
前に設置された「空の水 for HAS-II」(部分)
カフェスペースに展示された
版画「寒天」「水冠」シリーズ
大規模な書店と、高級レストラン、膨大なウィリアム・モリスを中心とした書籍のコレクションのためのギャラリーが併設されている。
展示スペースの中心は地下で、非常に幅が広い。その長い壁面を利用してカラーの木版「薬玉」「玉響」シリーズがドローイングの小品と共に展示された。
「玉繭」と版画「玉響」「薬玉」シリーズ 「玉繭」
217x130x98cm

コールテン鋼
コレクション:資生堂アートハウス
版画「玉響」シリーズ 版画「薬玉」シリーズ
版画「薬玉9」「薬玉8」と
「積雲」
250x300x300cm
コールテン鋼
「積雲」と
「水のとどまるところ-II」
7.5x85x61cm
白銅
イ・ユンジン・ギャラリー
LEE YOON JIN GALLERY
ギャラリー外観 ブロンズ小作品と
青木の初めての版画「雲垣」シリーズ
上階から地下まで数多くの展示室を持つ大規模なギャラリー。
大小多くの立体作品を中心に展示された。コールテン鋼の作品が中心であるが、中庭にはブロンズ作品「雲谷-VI」がパーマネントコレクションとして設置された。そのほか、石けんや卵、ガラスや銀など鉄以外の素材の変化を楽しむことができる構成となっている。
「空の水-III」
316×494X204cm
コールテン鋼
「水のとどまるところ-III」
268x373x408cmコールテン鋼
と「立山-I」(部分)
「立山-II」
110×116.5X96.5cm
コールテン鋼、石けん、銅線
「雲谷-VII」
268×373X408cm
コールテン鋼
「雲谷-VI」
430×315X214cm
ブロンズ
コラージュ作品と
「Untitled」
200×400X400cm
コールテン鋼、卵、銅線
MAKING
白銅を磨く ブロンズの溶接作業 パーツに分かれた作品を積み上げる